Evernoteは、これまでプレミアム限定で提供していた「2段階認証機能」を全ユーザー向けに公開した。2段階認証を有効にすると、ユーザー名、パスワードにくわえて、特別なセキュリティコードの入力がログイン時に必要となる。

2段階認証により、第三者にパスワードやユーザー名を知られた場合でも、自分のアカウントを安全に保護できる

2段階認証は、特別なセキュリティコードを設定することにより、Evernoteのセキュリティを強化する機能。アカウント認証の手順をひとつ増やすことで、第三者にパスワードやユーザー名を知られた場合でも、自分のアカウントを安全に保護することができる。

設定には確認用のメールアドレスと携帯電話が必要。Evernote Web版のセキュリティメニューを開き、画面に表示される手順に従うことで設定できる。無料ユーザーの場合は「Google Authenticator」などの認証用アプリを携帯電話にインストールする必要がある。

なお、2段階認証をセットアップする際に、1回のみ有効な「バックアップコード」が提供される。これは登録した自分の携帯電話にアクセスできない場合に使用するもので、同社ではアカウントに入れなくなるリスクを軽減するためにも、厳重に保存するよう推奨している。

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