マウスコンピューターは4日、同社のブランド「G-Tune」「MousePro」を含む全製品に、PC移行ソフトウェア「ファイナルパソコンデータ引越し9plus」の標準添付を開始する。Windows XPおよびMicrosoft Office 2003の公式サポート終了にともなう施策。

Windows XPとMicrosoft Office 2003は、マイクロソフトによるサポートが2014年4月9日に終了する。サポート終了後はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなるため、ウイルスへの感染や感染に伴う情報漏えいなどのリスクが高まることになる。同社では、Windows 8やWindows 7への移行作業を行うソフトを添付することでPC移行時の手間を削減し、PC買い替えを支援する狙いだ。

移行元PCと移行先PCの接続には、有線および無線LANネットワークが利用できるが、オプションとして、移行元PCと移行先PCを直接接続できる「専用クロスLANケーブル」を420円で用意するほか、アプリケーションの移行が可能な「ファイナルパソコン引越し9plus」を5,250円で提供する。また、移行作業自体を専門スタッフが行う「出張設置サービス(PC買い替えプレミアムパック)」を29,820円で提供する。