日本HPは9月30日、x86サーバの潜在的な問題を回避するとともに、仮想化環境の複雑な障害問題の解決を支援するサポートサービス「HPプロアクティブケア」を拡張する新オプションとして、「パーソナルサポートオプション」の提供を開始した。

システム管理者ごとに担当エンジニアを任命し、各環境に合わせた最適なプロアクティブサービスを提供するという。本価格は1年間で189万円。

ITシステムの集約・統合化、および仮想化やクラウド導入の拡大にともない、システム基盤全体の複雑性が増し、障害発生時の問題切り分けがより困難になっている。日本HPでは、潜在的な問題を回避して障害発生を低減するとともに、複雑化するシステムの障害切り分けを支援する、HPプロアクティブケアをサービスとして提供している。

新しいサービスオプションは、ユーザーそれぞれのIT環境に合わせた専門的なプロアクティブサービスを提供し、障害発生の低減をより促進するためのもの。

パーソナルサポートオプションでは、ユーザーのIT環境を理解した担当エンジニアが環境に適したベストプラクティスを選択し、実績に基づく技術的なアドバイスを提供する。担当エンジニアは、高いテクニカルスキルやITILの知識を持つとともに、幅広い業界での経験やノウハウを有しているという。ユーザーの管理者は、担当エンジニアとともにITの課題を明確化し、適切なアドバイスを受けることにより、自社のIT環境のパフォーマンスを最大化できるとしている。

主なサポート内容は次のとおり。

・担当エンジニアの任命
・サポートプランの作成(年1回)
・サポートレビューミーティングの実施(年2回)
・運用と技術に関するアドバイスの提供(年3営業日)