東芝は5日(現地時間)、Windows 8.1と最新のIntel Atomを搭載する8型タブレット「Encore」を欧州や米国向けに発表した。ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2013」において展示する。米国における発売は11月、希望小売価格は329.99ドルとしている。日本国内における発売、価格などの情報は伝わっていない。

Encore

「Encore」に搭載されるAtomの詳細は明かされていないが、発売時期から「Bay Trail-T (開発コード名)」になると推察される。8型の液晶ディスプレイは5点マルチタッチに対応し、解像度1,280×800ドット。サイズはW213×D136×H10.68mm、重量は479gとなっている。

クリックで拡大とスライドショー

現地ではMicrosoft Office Home & Student 2013がプリインストールされる。また、Xbox SmartGlassアプリによって、Xbox 360やXbox Oneと連動するサブスクリーンとしても利用することができる。

その他の主な仕様は、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GB(米国)または最大64GB(欧州) eMMC、通信機能がIEEE802.11 a/b/g/n対応無線LANとBluetooth。インタフェースは、Micro USB 2.0とMicro HDMIを各1基、micro SDカードスロットを装備する。カメラはフロント200万画素、リア800万画素でともに1080p対応。デュアルマイクの搭載により、Skypeの利用が快適に行えるとしている。