NTTドコモは29日、東京放送ホールディングスおよびTBSテレビとの資本・業務提携について合意したと発表した。NTTドコモはTBSホールディングス保有の自己株式のうち、発行済み株式総数の約3%にあたる普通株式571万3,000株を約70億円で取得する。今回の資本・業務提携により、スマートフォン向けの新コンテンツ・関連サービスの共同提供に向けた取り組みを進める。

NTTドコモはこれまでにも「dビデオ」「dアニメストア」「NOTTV」向けの映像コンテンツ配信等において、TBSテレビと協業してきたが、資本業務提携により協業関係を深め、NTTドコモはスマホを活用した興行イベントや映像コンテンツの提供を推進していく。

具体的には、赤坂ACTシアター/赤坂BLITZ等で開催される興行イベント(演劇/音楽ライブ・コンサート/展覧会等)へのドコモの参画とチケット販売拡大に向けた協業を検討する。また、興行イベントに関連した映像コンテンツ、商品、サービスの「dマーケット」等での提供も模索する。「dビデオ」「dアニメストア」「NOTTV」等のスマートフォン向け映像コンテンツの充実に向けた、番組やコンテンツの共同企画・制作についても検討する。

(記事提供: AndroWire編集部)