スクウェア・エニックスのMMORPG『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』が8月27日に発売を迎え、本作の発売記念発表会が27日、東京・渋谷ヒカリエで行われた。
左より、本作のプロデューサー吉田直樹氏、インテル取締役副社長・宗像義恵氏、日本マイクロソフト業務執行役員・金古毅氏、ソニー・コンピュータエンタテイメント ジャパンアジア プレジデント・河野弘氏、スクウェア・エニックス・ホールディングス代表取締役社長・松田洋祐氏 |
発表会には、スクウェア・エニックス・ホールディングスの代表取締役社長・松田洋祐氏、本作のプロデューサー吉田直樹氏に加えて、ソニー・コンピュータエンタテイメント ジャパンアジア プレジデント・河野弘氏、日本マイクロソフト業務執行役員・金古毅氏、インテル取締役副社長・宗像義恵氏といった面々が出席した。
『FFXIV」は、当初2010年9月30日に国内最大規模のMMORPG『ファイナルファンタジーXI』に続く形で、FFシリーズのオンラインゲームとしてサービスを開始したが、「ゲームをプレイする品質に到達しておらず、ファンをプレイヤーを失望させてしまった」(プロデューサー吉田氏より)という経緯をもち、2012年に新たに作りなおすことを発表したタイトルだった。
実質前作となる『ファイナルファンタジーXIV』は、2012年12月31日をもってサービスを終了しており、『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』は、新作と言っても差し支えないタイトルとなる。発売されたのは、PS3用とWindowPC用の2つのパッケージだが、松田氏によればPS4用パッケージの発売も予定しているという。「PS4用発売をこの日発表してしまうことで、PS3版の販売数が落ち込むのではという声もあるが、本作ではマルチプラットフォーム化が行われているためPS3で育てたキャラクターをPS4の環境に引き継いでプレイすることが可能です。またPS3版もPS4版も購入してくださった方には、なんらかの特典を用意する予定です」と話している。
2011年にプロデューサーを引き継ぎ本作の発売を迎えた吉田氏からは「本作は正当な最新作で、オンライン専用の野心的な作品となっています。皆さまからご支援をいただいた『エオルゼア』は、今日がゴールではありません。世界中の皆さんとつくり上げるFFとして、5年、10年と愛していただけるタイトルを目指して邁進していきます」と意気込みを見せた。
『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』は、PS3版、WindowPC用共にパッケージ価格は3,990円、プレイ料金は30日で1,344円となる。そのほか、PCメーカーや周辺機器メーカーから『ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア』の推奨PCや対応のマウスやゲーミングパッドなども発売。発表が行われた渋谷ヒカリエの地下3階では、本作の世界を体験できるインタラクティブ広告「エオルゼアミラー」を8月31日まで開催している。
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