「Google Maps」アプリでリアルタイムの交通情報が表示できる

米Googleは20日(現地時間)、Wazeが提供するリアルタイムの交通情報を、iOSおよびAndroid向け「Google Maps」アプリで表示すると発表した。提供開始時点では、アメリカ/イギリス/フランス/アルゼンチン/ブラジル/チリ/コロンビア/エクアドル/フランス/メキシコ/パナマ/ペルー/スイスの13カ国で提供され、日本は対象外となっている。

Wazeはユーザーから投稿された交通情報をリアルタイムで提供する、イスラエルのクラウドソーシング型カーナビゲーションサービス。Googleは2013年6月にWazeを買収していた。

今回、対象国のiOS/Android向け「Google Maps」アプリでは、Wazeが提供する渋滞や工事、事故情報といった交通情報がリアルタイムで表示される。また、Waze側にはGoogle検索機能が追加されたほか、道路情報の投稿・編集サービス「Waze Map Editor」でGoogleのストリートビューや衛星写真が使用できるようになった。

Waze Map EditorではGoogleの衛星写真が使用可能に