米Googleは14日(現地時間)、自分のフライト予定や宿泊予約、荷物の配送状況などを音声入力で手軽に確認できるパーソナルアシスタント機能を、デスクトップPC/タブレット/スマートフォン向けのGoogle検索で提供すると発表した。まずは米国英語圏のユーザーに、数日かけて提供される。

音声検索機能の使用イメージ

提供される機能は、iOSでいう「Siri」のように、音声入力されたキーワードと関連する情報を、GmailやGoogleカレンダー、Google+内のパーソナル情報をもとにピックアップ。例えば自分のフライトは定刻どおりかと尋ねた場合、現在のフライト状況や今後の便の状況が通知される。また、「予約は」「ホテルは」などと尋ねた場合、予約している食事やホテルなどの店名や住所、地図、道順などを確認できるという。

Googleはすでに、同種の機能をスマートフォン・タブレット端末向けパーソナルアシスタント機能「Google Now」で提供してきており、今回、Googleにログインしていれば、デスクトップPCなどデバイスを問わず、Google検索で同機能が使用できるようになった。なお、機能のオン/オフ設定も可能で、従来のWeb検索に切り替えることも可能だ。