シグマは11日、「Art」「Contemporary」「Sports」に属する全レンズ製品で、マウント部品と内部基幹システムの一部を交換する有償サービス「マウント交換サービス」を開始する。9月2日よりサービスを開始する。

レンズのマウントを変更できる

交換レンズのマウントを、別のマウントへと交換する有償サービス。カメラのボディを現在使用しているものから変更した時、本サービスを利用することで新たに交換レンズを買い足す必要がなくなる。

サービスが受けられるレンズは、同社の交換レンズの「Art」「Contemporary」「Sports」に属する製品。マウントと内部基幹システムを交換し、調整を行って最適化する。変更可能なマウントは、一眼レフ/デジタル一眼レフ用交換レンズが、シグマ用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用、キヤノン用。ミラーレスカメラ用交換レンズが、マイクロフォーサーズ用、ソニーEマウント用。手ブレ補正機構「OS」の有無などは、交換後の製品仕様に準ずる。

現時点でサービス対象となっているのは、一眼レフ/デジタル一眼レフカメラ用交換レンズ「35mm F1.4 DG HSM」「120mm-300mm f2.8 DG OS HSM」「30mm F1.4 DC HSM」「17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM/DC MACRO HSM」「18-35mm F1.8 DC HSM」。ミラーレスカメラ用交換レンズ「19mm F2.8 DN」「60mm F2.8 DN」。

交換に要する期間は約10営業日。サービスの受付は、同社のカスタマーセンターで行う。