ASUSTeK Computerは25日、音と映像の表現力を追求したという15.6型マルチメディアノートPC「N550JV」シリーズを発表した。ブルーレイディスクドライブ搭載でマルチタッチ対応の上位モデル「N550JV-CMI7BR」と、DVDスーパーマルチドライブ搭載でタッチ非対応の下位モデル「N550JV-XOI7SW」を用意。7月27日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格は「N550JV-CMI7BR」が154,800円、「N550JV-XOI7SW」が114,800円。

「N550JV」シリーズ

第4世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Haswell)と、Keplerアーキテクチャを採用したNVIDIA GeForce GT 750Mを搭載。本体はソリッドなアルミ合金で、天板の光るASUSロゴが嫌みのない高級感を演出している。

加えて、Bang & Olufsen ICEpowerと共同開発したオーディオシステム「ASUS SonicMaster Premium」を装備。重低音を奏でる専用サブウーファーと4つのスピーカーで構成するスピーカーアレイなど、ノートPCとは思えない、限りなく原音に近いクリアなサウンドを提供するとしている。

製品では日本語キーボード

上位モデルは10点マルチタッチ対応

付属の専用サブウーファー

上位モデル「N550JV-CMI7BR」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4700HQ(2.4GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがDDR3L-1600 12GB、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 750M 4GB。

15.6型の液晶ディスプレイは光沢(グレア)タイプで、LEDバックライトのIPSパネルを採用。静電容量方式の10点マルチタッチに対応し、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度は300cd/平方メートル、視野角は上下左右とも178度。

主なインタフェースは、92万画素Webカメラ、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×3、MiniDisplay出力、HDMI出力、SD/SDHC/SDXCメモリーカードリーダー、ヘッドホン出力(S/PDIF兼用)、マイク入力、専用サブウーファー用出力など。バッテリ駆動時間は約4時間。本体サイズはW388×D255×H28.7mm、重量は約2.6kg。OSはWindows 8 64bit版。

下位モデル「N550JV-XOI7SW」は、メモリがDDR3L-1600 6GB、ストレージが750GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、NVIDIA GeForce GT 750Mのビデオメモリが2GB、バッテリ駆動時間が約7.5時間となる。また、液晶ディスプレイも異なり、非光沢(ノングレア)タイプ、解像度が1,366×768ドット、タッチ非対応。本体サイズはW388×D255×H27.7mm、重量は約2.5kg。OSはWindows 8 64bit版。その他は上位モデルとほぼ共通。