タイムロードは7月19日、独ULTRASONE社のカナル型インイヤー・ヘッドホン「Pyco」を発表した。カラーはブラックサテン、ホワイトサテン、ウルトラオレンジの3色で、ブラックサテンは8月16日発売、他の2色は10月に発売される。価格はオープンで、推定市場価格は22,000円前後。

独ULTRASONE社のカナル型インイヤー・ヘッドホン「Pyco」

Pycoは、2012年10月に発売された「Tio」「IQ」に続く、ULTRASONEのカナル型インイヤー・ヘッドホン第3弾。Tioはバランスドアーマチュア(BA)ドライバーを採用するモデルで、IQはBAドライバーとダイナミックドライバーを採用した2Wayモデルだったが、Pycoは一般的なダイナミック型となっている。

搭載しているドライバーは独自設計のφ6.5mmで、小型のドライバーとアルミニウム製のハウジングにより、低域のスピード感と量感、繊細かつクリアな高域を実現している。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは16Ωで、感度は96dB(@0.1V SPL/1kHz)、SPL出力音圧レベルは110dBとなっている。

また、ハウジングの外径は約10mmとスリムで、耳の形状の影響を受けにくく、高い装着性と遮音性を両立している。コードはY字型で、長さは1.2m。マイク付きリモコンも備えられている。コードをのぞいた質量は6g。

イヤーチップは、TX-100 ComplyFoamのM/Lサイズと、シリコンチップのS/M/L/M Long/L Longサイズが付属。そのほか、専用の収納ケースや航空機用のデュアルプラグアダプター、スマートフォン「Xperia」などで使用するためのOMTPアダプターが付属する。