サードウェーブデジノスは12日、3,840×2,160ドット(4K2K)の高解像度出力が可能なワークステーション「Raytrek-FPW」を発売した。BTOに対応し、標準構成価格は169,980円。全国のドスパラ各店舗、およびドスパラ通販サイトにて販売する。
グラフィックスとしてAMD FirePro W5000 2GBを搭載(映像出力インタフェースはDVI×1、DisplayPort×2)。AMD Eyefinityテクノロジーによる3画面の同時出力や、AMD PowerTuneテクノロジーによるGPU消費電力の直接制御に対応する。また、GeometryBoostテクノロジーによってクロックサイクルあたり2つの基本命令を処理し、高速なジオメトリ処理性能を実現。CADユーザーやDCC(Digital Content Creation)ユーザーなどのために、複合モデルのスムーズな処理を可能にするとしている。シャープ製の4K2K液晶ディスプレイ「PN-K321」での動作確認済み。
そのほか標準構成時の主な仕様は、CPUが第4世代Intel Core(開発コードネーム:Haswell)のIntel Core i5-4570(3.20GHz)、チップセットがIntel B85 Express、メモリがPC3-12800 8GB(4GB×2)、ストレージが500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、PS/2、USB 3.0×2、USB 2.0×6、マイク入力、ヘッドホン出力、ライン出力×3、S/P DIF出力。日本語キーボードと光学式ホイールマウスが付属する。本体サイズはW190×D420×H360mm、重量は約7.8kg。OSはWindows 7 Professional SP1 64bit版。