ウィルコムとトビラシステムズは7月4日、ウィルコムが同日発表した新製品「迷惑電話チェッカー (WX07A)」を活用した実証実験を開始すると発表した。東京都西東京市で2013年7月4日から2014年9月30日まで実施する予定。

迷惑電話チェッカーは、振り込め詐欺や勧誘などの悪質な電話を自動で警告する製品。トビラシステムズが提供する2万件以上(2013年7月時点)の迷惑電話番号情報をあらかじめ搭載するほか、同製品のユーザー全体で迷惑電話番号情報を共有する機能も備える。

今回の実証実験では、同製品の設置を希望する60歳以上の家族がいる家庭を募集し、1,000世帯に配布。各家庭が同製品の運用を通して集めた迷惑電話番号情報をトビラシステムズが管理・更新する。なお今回の実証実験では、警視庁犯罪抑止対策本部が迷惑電話の情報をトビラシステムズに提供している。

迷惑電話チェッカー (WX07A)

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