電通と電通テックは、マラソン大会に参加するランナーの通過タイムをSNSに投稿できるサービスと広告展開を組み合わせた新しいサービス「SOCIAL_MARATHON」を開発した。

ランナーのシューズに取り付けるタイム計測用の大会公式ICチップを活用して、タイム計測ポイント通過時に、自動的に通過タイムがFacebookやTwitterに投稿される仕組み。ランナーが「自分の目標タイム」を事前に設定しておくことで、目標タイムと実際の計測タイムとの差がSNS上に投稿され、ランナーが目標タイムと競い合う様子を見ることができる。その様子をみた友人がランナーを応援する機能も備える。

また、同サービスを通じてSNSに投稿されるタイムや、友人からの応援メッセージに広告を表示できる仕組みになっており、協賛スポンサーは、ランナーとそのネット上の友人や家族に向けてアプローチすることができる。

京都マラソン2013での展開事例

なお、第一弾として、今年3月に開催された「京都マラソン2013」において、ランナーの通過タイム情報と一緒にスポンサーの広告が表示されるプロモーションを実施。1人のランナーに対して平均50人が投稿を認知し、11人がRT(リツイート)やいいね!などのSNS上の反応を示したとしている。