シャープは、ジェスチャーセンサとRGB照度センサを搭載したスマートフォン/タブレット向けの近接センサ「GP2AP050A00F」を開発したと発表した。同センサにより、端末の操作性を向上し、高画質の画面表示を実現する。6月28日よりサンプル出荷を開始し、9月上旬に量産を開始する。

GP2AP050A00F

同センサには、画面から離れた位置で手の位置を検知するジェスチャーセンサを搭載。高速・高感度の受光素子の採用により、約10cmの距離から検知することができる。また、RGB照度センサも搭載し、周囲の色や明るさを検知して、最適な色合いと輝度で画面の高画質表示が可能になるという。

同センサのサイズは、5.6×2.1×1.25(高さ)mm。同社ではこれらのセンサを小型パッケージ化し、スマートフォンなどの機構設計の自由度向上にも寄与できるとしている。