COMPUTEX TAIPEI 2013のThecusブースには、コンシューマ向けNASの新モデル「N2520」「N4520」が展示されていた。

N2520は2ベイモデル、N4520は4ベイモデル。とくにN2520はリビング置きを想定した白いカラーリングと、シンプルにまとまった新デザインが印象的だ。CPUは組み込み向けのデュアルコアAtom SoC版(1.2GHz)を採用。パフォーマンスの強化とともに、低消費電力な点や静音性もアピールしている。

2ベイモデルの「N2520」

同じシリーズの4ベイモデル「N4520」。こちらは黒いきょう体

そして、新モデルの特徴としては、構築手順の簡略化も挙げられた。HDDの装着方法は、従来の同社製品が専用トレイにHDDを装着してから利用していたところ、本製品ではHDDの両側面に簡単に着脱できるレールをはめ込み、あとはそのままベイに差し入れるだけと、簡略化が図られている。Thecusと言えば本格的なNASメーカーだが、一方でユーザーにとっては構えてしまうところもあった。しかし新モデルのこうした仕組みにより、いくぶん和らいだ印象を受ける。

HDD側面にレールをはめ、そのままベイに挿入できる。レールは工具なしに着脱でき、HDD搭載の手間が大幅に解消された

電源はACアダプタ。HDMI端子を備え、テレビに接続すればそのまま写真や動画の閲覧が可能だ。音声出力用にSPDIFも備える。ファンは大型なものが1基搭載されており、静音性も良好

また、NASと言えばウェブブラウザを通じたセッティングも初心者にとって難しさを感じるところだが、新製品のリリースに合わせ、管理画面もリフレッシュされた。白をベースに、機能ごとシンプルにアイコンとしてまとめられ、アイコンをクリックすればOS風のウィンドウが開き、そこから目的の機能にアクセスできる。もちろん日本語化も可能だ。ユニークなのは、1年前や2年前にどのようなことをしていたのか表示できる機能だ。こちらはウェブブラウザ上ではなく、ユーティリティから行うものだが、1年前の写真を自動的にピックアップしてくれることで、家族写真など、出来事を思い出すことも多いだろう。

アイコンとウィンドウベースのOS風操作に改められた管理画面

1年前に何をしていたのか教えてくれる機能も搭載。もちろん日本語にも対応している