パイオニアは6月5日、CDミニコンポーネントシステム「X-HM51-S」「X-HM21-S」を発表した。X-HM51-Sは6月下旬発売で、X-HM21-Sは6月中旬発売。価格はオープンで、推定市場価格は、X-HM51-Sが35,000円前後で、X-HM21-Sが25,000円前後。

CDミニコンポーネントシステム「X-HM51-S」(上)、「X-HM21-S」(下)

X-HM51-S/X-HM21-Sは、CDレシーバーにコンパクトなブックシェルフ型スピーカーを組み合わせた製品。USBポートを装備しており、iPhone 5やiPadなどを接続することが可能だ。iPhone/iPad/iPod用のスタンドも付属する。

X-HM21-Sは手軽に楽しめるモデルとして開発されたのに対して、X-HM51-Sはより良いサウンドを楽しめるように開発されたモデル。そのため、2製品のCDレシーバーは、デザインこそ共通なものの中身は大きく異なる。X-HM51-Sは出力50W×2(JEITA 1kHz 1 %、4Ω)のフルデジタルアンプを採用。一方のX-HM21-Sが採用するのは、出力15W×2(JEITA 1kHz 10%、8Ω)のアナログアンプだ。

入力インタフェースは、3.5mmステレオミニジャックのAUDIO端子と、RCAのLINE端子を装備。X-HM51-SはBluetooth接続にも対応している。Bluetoothのバージョンは2.0+EDRだ。出力インタフェースは、X-HM51-Sがスピーカー端子、ヘッドホン端子、サブウーファープリアウトを備え、X-HM21-Sがスピーカー端子、ヘッドホン端子を備える。X-HM51-Sのスピーカー端子はバナナプラグに対応したスクリュータイプで、X-HM21-Sのスピーカー端子はプッシュ式となっている。CDレシーバーのサイズは、X-HM51-SがW215×D325×H100.5mmで、X-HM21-SがW215×D315×H95mm。重量は、X-HM51-Sが2.3kgで、X-HM21-Sが2kgだ。

スピーカーは、ともに2Wayバスレフ式で、X-HM51-Sがφ2.5cmソフトドーム型ツイーターとφ12cmコーン型ウーファーを使用、X-HM21-Sがφ5cmコーン型ツイーターとφ10cmコーン型ウーファーを使用する。キャビネットサイズは、X-HM51-SがW156×D243×H241.5mmで、X-HM21-SがW130×D240×H211.5mm。重量はX-HM51-Sが3.4kgで、X-HM21-Sが2kgだ。