TKCは5月31日、「NPO法人会計データベース」を6月1日から提供すると発表した。販売価格は、会計事務所が関与先企業との契約に基づき提供するシステムのため、それぞれのケースで異なるという。

NPO法人会計データベースソフト

同データベースは、全国4万7547のNPO法人(3月31日時点)を対象とした財務会計システム。「特定非営利活動促進法に係る諸手続の手引き」に記載された計算書類や最新の「NPO法人会計基準」に完全準拠・対応しているとしている。

このシステムによって、プロジェクト別に発生した費用を把握できるようになるほか、仕訳辞書機能を搭載しており、日々発生する定型的な取引を辞書登録することで入力が簡略化できるという。

TKCでは、2015年3月末までに、2000のNPO法人への導入を目指すとしている。