また、4時間しかバッテリがもたないのも、ノートPCとしてはそんなもんかなという感じだが、タブレットとして見るとかなり少ない。Windows 8 Proを搭載していることから考えても、どうやら「Surface Pro」はタブレットというよりも高性能でスタイリッシュなノートPCという位置づけになるようだ。
日本マイクロソフトの樋口社長が、「Surface RTは"PCのようなタブレット"で、Surface Proは"タブレットのようなPC"だ」と発表会で述べていたが、たしかにそのような印象である。「何でもできるが機動力に欠けるProと、軽快だがPCと比べればできることが限られるRT」という棲み分けになるだろうか。
ボディにも目を向けてみよう。「Surface Pro」の材質には、「Surface RT」と同じ超軽量マグネシウム合金「VaporMg(ベイパーマグ)」が用いられている。この質感はなかなかのもので、高級感たっぷりだ。タブレットの重要な要素である所有欲を十分に満たしてくれるだろう。