アイ・オー・データ機器は29日、DTCP+技術を利用したハイビジョンレコーディングHDD「RECBOX HVL-AT」シリーズを発表した。2TB/3TB/4TBの3モデルを用意。6月下旬より発売し、価格は2TBモデルが34,900円、3TBモデルが43,400円、4TBモデルが58,300円(すべて税別)。

「RECBOX HVL-AT」シリーズ

背面

他の機器で録画したハイビジョン番組をダビングし、家の中だけでなく外出先からも視聴するためのHDD。どんな通信環境でも最適な状態で視聴できるように、通信速度にあわせて映像のサイズを変換する「Smartplaying Engine」(トランスコード)を搭載する。

DTCP+視聴に対応。リモートソフト「DiXiM Digital TV 2013 for I-O DATA」をPCにインストールしてペアリングしておけば、どこでも保存した映像の視聴が可能になる。このソフトは無料でダウンロード提供される。また富士通製スマートフォンなどに標準で搭載されている「DiXiM Player」を利用することでも視聴が可能。

機器の設定やダビングなどの操作はスマートフォンなどから行える。液晶テレビで録画した番組のムーブとダビングも可能。対応液晶TVは、東芝製「レグザ」、日立製作所製「Wooo」、シャープ製「アクオス」など。同時録画/再生/ダビング数は3ストリームまで。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN×1。USB 2.0ポート×2基を搭載し、デジタルカメラなどの画像をコピーする「クイックコピー機能」を搭載する。外出先からNASとして利用できるほか、DLNA Server機能/Windows ファイルサービスなどに対応している。本体サイズは約W215×D183×H40mm、重量は約1.2kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8。