2013年春モデルとしてdocomoから発売され、大人気となった「Xperia Z SO-02E」。その兄弟機ともいえる「Xperia UL SOL22」が、2013年夏モデルとしてKDDIから発売されることになった。ほぼ同等の性能を持つ両機種だが、細かく見るといくつかの違いが見えてくる。ZとUL、二つのXperiaを改めて比較してみよう。

Xperia UL SOL22

Xperia Z SO-02E

まずは基本性能から、ほぼ同等である部分を挙げてみよう。

OS Android 4.1
重量 145g(UL)~146g(Z)
ディスプレイ 5.0インチ フルHD「Reality Display」
解像度 1920×1080 443ppi
プロセッサ 1.5GHz クアッドコア
RAM 2GB
ストレージ 16GB
メインカメラ 約1,310万画素
防水防塵 有り(ほぼ同等)
バッテリ 2,300mAh(UL)~2,330mAh(Z)

こうしてみると、主要なスペックはほぼ同じである。じゃあ逆に何が違うのかというと、まずは「バッテリが取り外せるようになった」こと。「Xperia Z SO-02E」ではユーザーからこの点についての不満が出ていたので、しっかりと弱点をつぶしてきたといえる。

次にカメラ機能だ。メインカメラは約1,310万画素で同等なのだが、なぜかフロントのサブカメラが「Xperia Z SO-02E」の約220万画素から「Xperia UL SOL22」では約31万画素にダウンしている。

ただし、写真と動画の両方をワンタッチで撮影できるモードレスUIは踏襲しており、さらに連写速度は秒間10枚から15枚にアップと、一長一短だ。

スペックで見る限りの大きな違いはこれくらいだが、実は最大の違いはほかにある。