サムスン電子ジャパンは16日、都内で「GALAXY S4 WORLD TOUR 2013 TOKYO」を開催した。同イベントはNTTドコモから23日に発売が開始される「GALAXY S4 SC-04E」の製品説明会。ゲストとして招かれた今田耕司さん、内田恭子さん、山本裕典さんが舞台上でトークを繰り広げつつ、同端末の新機能を紹介していった。
イベントの冒頭、サムスン電子ジャパン代表取締役のバン・サンウォン氏が登壇し挨拶した。3月14日のニューヨーク開催を皮切りに、世界10カ国で開催されてきたGALAXY S4 WORLD TOUR 2013。本日の東京開催でフィナーレとなる。バン氏は「GALAXY S4は、すでに世界各地から大きな評価をいただいている。エキサイティングな日本市場にも紹介できることとなり、嬉しく思う」と語った。
続いて、サムスン電子 副社長のイ・ヨンヒ氏が登壇。同氏はワールドツアーのフィナーレの地として東京を選んだ理由を「世界でも最大規模の、成熟したモバイル市場であるため」と説明。その上で、最大のシェアを誇るマーケットリーダーのNTTドコモから本端末を発売できることの喜びを語った。
新機能の紹介
端末の新機能を紹介するトークセッションには今田耕司さん、内田恭子さん、山本裕典さんが登壇。サムスン電子ジャパン専務の石井圭介氏に説明を受けながら、使い心地などを語りあった。はじめに紹介されたのは、写真ファイルに最大9秒間の音を付加できる「サウンド & ショット」機能。石井専務は「例えば田舎の祖父母に子どもの写真を送る際にも、子どもの声を付加させればより喜ばれる」と説明した。山本裕典さんが「この機能を使って女性に告白したら、うまくいくのでは」と提案すると、今田耕司さんは「そんな使い方をどんどん僕に教えてくれ」と応じた。
「デュアルショット」機能は、背面のメインカメラと前面のサブカメラの両方で同時に撮影できるというもの。これにより、撮影者の表情も写真の中に残すことができる。内田恭子さんは、あらかじめ自宅で撮ってきた数枚の写真を舞台上で披露した。
カメラ機能としては、このほかにも動く被写体を連続撮影して1枚に合成できる「ドラマモード」や、背景に写りこんだ人物や物体を消すことのできる「消しゴムモード」などが用意されている。今田さんは消しゴムモードについて独自の利用方法を思い付いた様子で、「女性とのツーショットも捏造できるわけですね」などと嬉しそうに話していた。
「グループプレイ」機能では、GALAXY S4同士をWi-Fiテザリングによりダイレクトに接続し、音楽や写真、ゲームコンテンツなどを共有できる。端末は最大10台まで同時に接続できるという。石井専務は「これでミニ会議もできるし、皆で画面を共有してゲームすることもできる」と紹介した。