Microsoftは13日(現地時間)、同社のオンラインストレージであるSkyDrive.comで、写真の表示形式に撮影日時で並び替えをする「タイムラインビュー」の導入と、SkyDriveアプリ経由のアップロードスピードを高速化することを、自社ブログである「Inside SkyDrive」で発表した。

SkyDrive.comに導入されたタイムラインビュー

こちらは月単位のカテゴリー表示を選択した状態

SkyDrive.comグループのプログラムマネージャであるOmar Shahine(オマル・シャヒーン)氏は、「SkyDrive.comでもっとも利用されているのが写真である」と述べつつ、タイムラインビューの導入が重要であることを強調した。今後48時間以内に、世界中のSkyDrive.comが順次アップデートされるという。

Windows Essentialの「フォトギャラリー」など、一般的な画像管理ソフトウェアでは導入されているタイムラインビューだが、閲覧時にはスライドショーで順番に写真を楽しめる「フィルムストリップビュー」は現行のまま残されている。

Shahine氏は、コンピューターの特定フォルダーとSkyDrive.com上のフォルダーを同期するSkyDriveアプリも改良を加えることも発表した。同氏は多くのフィードバックを受けて、同アプリとサーバー上で実行されるコードを改良。同社の内部テストでは、画像ファイルのアップロード時間が2~3倍まで改善されたという。また、SkyDrive.com上では、PowerPointおよびWord用ドキュメントファイルがサムネイル表示されるようになる。

WordおよびPowerPointのファイルのサムネイルが表示可能になる

同記事では、SkyDriveアプリの更新について明らかにされていないが、現行版である「17.0.02006.0314」よりも新しいビルドが近々公開されるのだろう。