米NVIDIAは9日(現地時間)、2014年度第1四半期の決算を発表した。売上高が9億5470万ドルで、前年同期と比較して3.2%の成長となった。また、純利益でも前年同期比で29%増の7,790万ドルの増収増益となった。

この結果を受けて、同社の社長兼CEO、ジェンスン・フアン氏は「「KeplerベースGPUがPC分野はもちろん、それ以外でも成功しているおかげで、本四半期も記録的な利益率を達成することができました」とコメント。ゲーミング用途に加え、ワークステーションやスーパーコンピュータといった分野で地盤が強化したという。

また、同氏は2014年度の業績について、「今後はTegra 4機器とTegra 4i認証が次々と登場してくる予定で、今年後半、NVIDIAは成長軌道に戻れるものと思われます」ともコメントしている。