アイ・オー・データ機器は5月7日、ハイビジョンレコーディングハードディスク「RECBOX(レックボックス)」シリーズの新製品として「RECBOX +REMOTE HVL-AT」を開発したと発表した。発売は6月の予定で、HDD容量などの仕様、価格は現時点では公開されていない。
本製品は2013年1月に発表された「HVL-A」シリーズに続くDTCP+対応モデル。本製品に保存されているテレビ番組の録画データを、外出先からインターネットを経由して視聴できる。
具体的には、ブルーレイディスク(BD)/HDDレコーダーや録画機能付きテレビで録画した番組を本製品に自動ないし手動でダビング・ムーブして、PCやスマートフォンからインターネット経由で番組を視聴できる。従来は対応機器がPCのみだったが、本製品と同じく5月7日に発表されたスマートフォン「ARROWS A SoftBank 202F」であれば、DTCP+に対応しているためインターネットからの接続、視聴が可能だ。
また、「HVL-A」シリーズでは搭載されていなかった機能としては、新たにトランスコードに対応。伝送スピードなどインターネット回線の状況に合わせて、録画番組をトランスコードし、ストレスない伝送が可能となっている。
なお、従来モデル「HVL-A」シリーズでもトランスコード機能を利用にするUSBアダプタ「GV-TRC/USB」も合わせて発表された。こちらも、仕様や価格などの詳細に関しては、現時点で公開されていない。