なんとなく形は分かったかな? じゃあ「かんたんサーチ」のボタンを2回押して、今度は「館」を調べてみよう。「漢字で見出し語を探す」から書いてみて。複数の辞書で調べた結果が出たら、2番目の「旺文社標準国語辞典」を選んで、「決定」ボタンを押そう。

これこそ電子辞書ならではの機能「複数辞書検索」。一度の文字入力&検索で複数辞書に対して串刺し検索が行える

手書き文字認識の精度は高く、子どもの書いた漢字でもしっかりと認識する

「館」という文字に対して、4辞書、8項目の検索結果が表示された。右側には各項目のプレビュー表示

画面に画数や読み方、意味のほかに「(筆順) → 解説」って書いてあるね。これをペンでタップしよう。

「あっ、書き順が出た! すごい! こんなの、学校で使う(紙の)辞書には載ってないよ!」

旺文社標準国語辞典での「館」の欄。赤い文字はリンクで、たどっていくことで知識や応用力が身についていく

書き順も表示。漢字の勉強は書き順が大切なので、ぜひ活用したい

「えー! この漢字の書き順って、こうだったの!?」

次に鉛筆の動きが止まったのは、指定された言葉を「国語辞典を引くときの形」に直す問題。

「"つながらない"を辞典で引くときって、"つながる"で調べるのかな? それとも"つなぐ"かな?」

「活用」の欄に「つながらない」の記述が確認できた

あぁ、これは微妙な問題。深く考えると、どんどん分からなくなる問題の典型だ。とりあえず、これかな、と思う方で調べてみたら?

そこで、さっきと同じように「つながる」を調べた夕野ちゃん。例解学習国語事典を表示して、画面を下へ送っていくと…。

「あっ、活用っていうところに"つながらない"って書いてある! じゃあ、これが正解だね!」

本体側面にタッチペンを収納できる

辞書を切り替えるファンクションキー。よく使う「かんたんサーチ」と「複数辞書検索」のボタンもここ

本体手前の左側には、スピーカーとページ送りに関係するボタンがまとめられている

本体手前の右側には操作用の十字キーも装備。上下キーはボリュームコントローラーも兼ねる

電源は単3形電池×2本を使用。アルカリ乾電池のほか、充電式ニッケル水素電池に対応。パナソニックのエネループ、または充電式EVOLTAが使用できる。USBからの給電駆動も可能(充電は不可)

「この、下の画面でもペンで書いて入力できるんだよ。知ってた?」

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