パナソニックは、2013年4月26日に大阪・梅田のグランフロント大阪が街びらきするのに合わせて、パナソニックセンター大阪を、同南館にオープンする。

パナソニックセンター大阪は、これまで大阪・京橋に設置していた「パナソニックリビングショールーム」と「パナソニックセンター大阪」の2つのショールームを移転・統合し、リニューアルオープンするもので、2階~地下1階までの3フロア、約5,000m2を使用。「共創(経営スローガン Cross-Value Innovationの実践)」とし、「お客様とのコミュニケーションを通じて、お客様とともに新しい価値を生み出す共創の場として、新たなコンセプトのグローバル情報受発信拠点」と位置づけている。

グランフロント大阪は、JR大阪駅の北側の「うめきた」地区の先行再開発エリアの7ha(ヘクタール)に建設された新たな複合施設で、3つのブロックのなかに、オフィス、商業施設、ホテル・サービスレジデンス、分譲住宅のほか、知的創造拠点とする「ナレッジキャピタル」を配置する。

グランフロント大阪全体で年間2,500万人~4,000万人規模の来街者が見込まれており、同センターでは、その約1割にあたる年間250~400万人の来場があるとみられている。

開館時間は午前10時から午後8時まで。休館日は不定休となっている。なお、地下1階のリビングフロアは水曜日、お盆、年熱年始は休館となる。また、基本的には無料で利用できるが、CLUXTAは1時間300円となっている。

以下、パナソニックセンター大阪の様子を写真で紹介する。

グランフロント大阪・外観~パナソニックセンター大阪・入口

きたうめにオープンするグランフロント大阪。ヨドバシカメラマルチメディア梅田と隣接する

3つのブロックで構成される

グランフロント大阪のパース図

JR大阪駅とは2階デッキでつながっている

2階デッキからのグランフロント大阪の入口

パナソニックセンター大阪は2階入口を入ってすぐの場所

パナソニックセンター大阪入口

館内はエスカレーターでつながっている

スマートフォンアプリ「コトカラ」を利用してパナソニックセンター大阪の詳細を知ることもできる

地下1階 住まいの設備ショウルーム LIVING Floor

地下1階のフロア構成図

部屋のなかにいる感覚でプランの検討ができるシミュレーションスタジオ。55型のディスプレイ16面で構成

2世代同居や若い世帯、熟年夫婦など、6つの家庭空間を提示している

バス、洗面所まわりを最新機器で構成した展示

明かりを使った展示提案も特徴のひとつ

照明の展示コーナーではこれだけの照明機器が用意されるところも

ホームエレベーターも体験することができる

床や壁、テーブルに使用する素材や色なども様々なものを選択することができる

シャワーやトイレットペーパーホルダーなどの水回りの機器も展示

小さな模型で浴槽の色と素材を確認することができる

省エネ、蓄エネ、創エネをわかりやすい説明するコーナー

HEMSの展示には今後力が入ることになりそうだ

最新キッチンを映像を交えて紹介

商談コーナーを設置し、ゆっくりと相談することができる

1階 明日のくらしと街を考える SOLUTION Floor

1階のフロア構成図

240型を3面活用したビジョンウォール

140型を9面使用した曲面プロジェクターシステム

曲面プロジェクターシステムのプロジェクター

家庭用燃料電池エネファームやEV用充電器を設置した家庭の様子

電動自転車用の充電ロッカー

屋根には太陽光パネルが設置されている

安心して長く暮らせる家、子供を健やかに育てる家、素敵なワタシに変える家という3つの家を展示

ビジネスゾーンでは、4つのカンパニーの代表製品を展示

ホームアプライアンス社はルームエアコンに搭載されたセンサー

エコソリューションズ社はLED照明

AVCネットワーク&システムズ社は、20型4Kタブレット

オートモーティブ&インダストリアル社はリチウムイオン電池

オープン後は予約制となるプレゼンテーションルーム。コクヨファニチャーとの協業によるもの

コクヨファニチャーのノウハウを活用した会議システム。直接大型画面に書き込むと、手元の20型4KタブレットやPCにすぐに反映される

プレゼンテーションルームには埋め込み型のナノイー発生機が天井に

セキュリティカメラを遠隔操作できるデモストレーションも用意

グランフロント大阪のエコにもパナソニックは貢献しているという

2階 私の新しいくらしを見つける LIFE STYEL Eloor

2階のフロア構成図

2階入口はハローステージとして季節に合わせたテーマを表現

インタラクティブショウウインドウでも季節ごとのテーマを提示

クッキング&カフェ Foodie Foodie

黒板風のメニューボードはプロジェクターで表示。内容が随時変わる

パナソニックの調理家電を使用して調理する

Foodie Foodieでは食のキーパーソンが開発した独自メニューで構成

タブレットにメニューを表示している

タブレットには、食事の感想なども書き込むことができる

Foodie Foodieの食事スペース

テーブルには非接点型の充電器が埋め込まれている

展示されているパソナニックの最新の調理家電製品群。下にはメニューに使用するタブレットを充電

レタスを栽培。門真市のパナソニックの拠点から遠隔で温度や湿度などを管理する

女性向けのビューティアトリエ CLUXTA

1人ごとに用意されたスペース。鏡のほか、化粧品、ナノイーによる美容家電などを用意

鏡の周りのライトは、アウトドア、ショッピング、ディナーの3種類。これから出かけるシーンの調光により、それに合わせたメイクアップができる

パナソニックの理美容機器を一堂に展示

スマホをかざすと各種情報が入手できる

資生堂とコラボレーションし、化粧品を自由に使える

鏡の前に立つと、左の3つの小さな画面に後姿、頭上、足元といった普段見られないところも同時に見られる

ナノイークローク。1時間入れておくと、ナノイーによって消臭してくれる

上部に埋め込まれたナノイー発生機

ロッカー下部には8台のナノイー発生機を埋め込んでいる

CLUXTAのなかにはマッサージチェアも用意されている

パウダールームも用意している

フォトファンスタジオ「LUMIX Salon」。LUMIXを手に取って撮影することができる

LUMIX用に用意された各種アクセサリーも展示している

カメラマンによる作品展示も行われる

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