Cerevoは、ビデオカメラなどに直に接続し、PCレスで映像をライブ配信できるユニット「LiveShell PRO」のアップデートを実施。ローカルモードやRTSPサーバー機能などの新機能が使用可能になった。LiveShell PROを購入したユーザー全てが、無償でアップデートできる。

LiveShell PRO

「LiveShell PRO」は、ビデオカメラなどと接続して、Ustreamなどの動画配信サービスを使い、ほぼリアルタイムで最大720pの高画質映像を配信できるユニット。

「ローカルモード」は、インターネットに「LiveShell PRO」をつながずとも、ローカルエリア内での映像配信が行えるもの。特定のLAN外にデータが流れないため、大学の講義を別の場所で配信するなど、秘匿性の高い映像も配信できる。

RTSPサーバー機能では、RTMPサーバを構築する必要なく、再生用端末と1対1の配信環境を構築できる。RTSP対応プレーヤーでLiveShell PROに割り当てられたIPアドレスを入力すると、PCやiPhone、Androidからも配信映像が視聴可能。

このほか、Telestream社のライブ配信用ソフトウェア「Wirecast 4 Pro」への対応や、LiveShell PROの操作用Webサービス「Dashbord」用のAPIを公開している。

カメラとの接続イメージ

手のひらサイズで重量は300g