アイ・オー・データ機器は3日、日立製デジタルテレビや日立マクセル製品で採用されているカセット式HDD「iVレコーダー」など、iVDR-S規格の製品専用のアダプタ「RHDM-US/EXP」を発表した。出荷予定は4月下旬。価格は4,700円(税別)。

RHDM-US/EXP使用イメージ

iVDR-S対応製品内の録画番組を、PCで再生できる専用アダプタ。また、DLNAやDTCP-IPに対応した録画機器の番組を、PC経由でiVDR-S対応製品にダビング・ムーブし、iVDR-S対応テレビなどで視聴することもできる。

ほか、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」の録画番組を、PC経由でiVDR-S対応製品にダビング(ダビング10対応)することや、同社のソフトウェア「I-O DATA iVDR-S Media Server」を使用し、iVDR-S対応製品内の録画コンテンツをDTCP-IP/DLNAに対応したサーバへムーブすることも可能。

なお、PCでの再生用にDTCP-IP対応のデジオン製ソフトウェア「DiXiM Digital TV plus iVDR Edition」が付属。PCでの再生は著作権保護技術「HDCP」へ対応している必要がある。

本体サイズはW86×D151×H19mm、重量は約90g。インタフェースはUSB 2.0。ケーブル長は約70cm。対応OSはWindows Vista / 7 / 8。

本体を閉じたところ