Googleが提供するフィードリーダーサービス「Google Reader」が7月1日終了する。同サービスの利用者は終了宣言をどう思い、そして代替手段を講じているのか。ジャストシステムが調査を行い、その結果を公表した。

Google Readerが7月1日にサービス提供終了に

ジャストシステムでは、Google Readerを毎日利用する、もしくは週に数回利用している男女700人を対象に調査を実施。Google Readerが7月1日に終了することについて、86.2%が「知っている・聞いたことがある」と回答した。また、終了すると思っていたか否かを聞いたところ、73%の人が「(終了するとは)思わなかった」と答えた。そして、70.8%が「急なことに困惑している」、76.4%の人が「無料でもユーザーのことを配慮すべき」とし、利用者の多くが困惑している姿が浮かび上がった。

さらに、Google Readerと同等のサービスが有償で提供されたら利用したいかについて聞いたところ、「有償でも利用したい」人は20.6%、「有償では利用しない」人は74.7%だった。

代替手段については、「すでに検討している」人は33.6%、「すでに代替手段に移行した」人は7.6%だった。一方で、「まだ検討していない」人が30%、「代替手段がすぐに思いつかない」人が27.1%と、6割近い人が代替手段を見つけられていなかった。

代替候補としては検討中のサービスについて聞いた(複数回答)ところ、最も支持されていたのは「Feedly」で48.5%。続いて「livedoor Reader」で44.3%、「My Yahoo!」で39.6%と続いた。それらのサービスの満足度については、「満足している」人が39.6%いる一方、「さらに新たな代替手段が提供されることを期待している」人が38.7%いた。