LINEユーザーはどのようにサービスを活用しているのか。無料通話は使っている? スタンプの購入経験は? LINEのプロフィールは自分の顔写真なの? などなど、瑣末なことかもしれないが、そうしたことを知りたい人は多いはず。そこで、マイナビニュースでは、LINEユーザー500人を対象に行った調査をもとに、前回に続き、LINEの使い方の実態を紹介しよう。今回は「ブロック機能」をテーマにしてみた。
LINEにはつながりたくない相手とのコミュニケーションを遮断する「ブロック」機能があるが、これを使ったことのある人はどのくらいいるのだろうか。そのことについて聞いたところ、「ある」と回答したのは22.8%、「ない」が77.2%だった。
次にブロックしたことのある人に、ブロックした相手について、6つの項目から選択してもらった(複数回答あり)ところ、最も多かったのは「知らない人」だった。次に「仕事上付き合いのある人」が23.7%、「知り合い」が25.4%、「以前交際していたことのある人」が16.7%と続いた。
「知らない人」とはつながりたくないというのは、もはや説明するまでもないが、「仕事上付き合いのある人」「知り合い」となると微妙なラインになっていく。
職場で「○○さん、私のことLINEでブロックしましたよね?」なんて直接的に言ってくる相手は少ないと思うが、もしブロックされたことがわかったのならば、ギクシャクしかねないわけだ。
そんなリスクがあるにも関わらずブロックした理由として挙がっていたのは、「仕事とプライベートは分けたいから」「知り合い程度の仲の人は入れたくなかったから」など、仕事とプライベート、もしくは連絡を取りたい相手そうでない相手、きっちりと分けたいという声が聞かれた。「以前交際していた人」を選択した人も「もうかかわりたくないから」と明快な答え。
最も少なかったのは「友達」をブロックしたという人で7%。ブロックをしたことのあるLINEユーザー126人のうち、複数回答がOKにも関わらず、「友達」のみを選んだのはたった一人。その人の気になる理由は「一時的な感情でブロックした」というもの。何があったんだろうか。
とにもかくにも、友達と位置づけられた人がブロックの対象になるというのは、それほど多いことではないらしい。でも待てよと。自分が友達だと思っていても、相手にとっての自分は知り合いに位置づけられていると、ブロックされる可能性もあるということか。う~ん、人とは難しいものである。
ちなみに、マイナビニュースではブロックされた本気モードの実例をもとに、LINEでのブロックの仕組みについて詳細に解説した記事「LINEで既読にならない条件とは? 相手にブロックされているか確実に調べる方法」を掲載している。この際、そちらも参考にしてみて欲しい。
調査時期:2013年1月30日~2012年2月1日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート