LINEのプロフィールを顔写真にしている人の割合は? - マイナビニュース調査

LINEユーザーはどのようにLINEを活用しているのか。無料通話は使っている? スタンプの購入経験は? LINEのプロフィールに自分の顔写真なの?　などなど、瑣末なことかもしれないが、そうしたことを知りたい人は多いはず。そこで、マイナビニュースでは、LINEユーザー500人を対象に行った調査をもとに、今回から複数回にわけてLINEの使い方の実態を紹介しよう。今回は「LINEのプロフィール」をテーマにしてみた。

LINEでは、アプリ内の「設定」からプロフィール写真を自由に設定することができるが、自分の顔写真を入れている人はどのくらいいるのだろうか。LINEのプロフィール写真は自分の顔が写ったものにしているかどうか、について聞いたところ、最も多かったのは全体の54.8%を占めた「いいえ」という回答だった。次点は「設定していない」という答えで38.4%、「はい」と答えたのは6.8%に過ぎなかった。

次に顔写真を設定している人にそうした理由について聞いたところ、「自分だと認識してもらいやすくなるから」というのが多数派の意見。一方で、顔写真を設定していない人に理由を聞くと、大きく2つに分かれた。

最も多かったのが、「プライバシーを守るため」「安全を考えて」といったように、要は"自分であることを特定されたくない"ことを理由にしたものが多かった。全体の19.3%を占めている。次に多かったのが「恥ずかしいから」というもので、こちらは15.7%となった。

Facebookのような実名をベースにしたサービスが台頭してきたことで、顔写真を使う人が増えてきたように感じていたが、現実はその逆。サービスの文化の違いなどもあるだろうが、プライバシー保護などを含めてまだまだ、世間に顔写真をさらすことに抵抗を感じている人が多いようだ。

次にプロフィールにコメントを入れているか否かについて聞いたところ、付けている人は13.4%、つけていない人は86.6%とつけない派が優勢となった。

LINEの友だち追加はID検索による方法のみで、実名で検索されることはなく、Facebookのように、やたらと友だち候補が出てくるようなサービスではない。基本的に自分のコミュニティで完結しているサービスといえるだろう(電話番号に紐づいているため知らない人が友だち候補に出ることはある)。なので、友だちになっている人はある程度自分のことを知っているし、何かのアピールをする必要もないとすれば、コメントをつける人が少数派なのは自然なように思えてしまう。みなさんは今回の結果を見てどう感じられただろうか。

調査時期:2013年1月30日～2012年2月1日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:500件
調査方法:インターネットログイン式アンケート