説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりが正しく理解していないこともあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「iPhoneを売る前に必ずやっておくべき3つのこと」について述べます。

ケータイは新機種が出れば目移りするもの。それはiPhoneも同じことです。iPhone 4Sが出たときは、たくさんのiPhone 4ユーザが心を躍らせたはずです。現在iPhone 5を愛用している人の多くも、そのような経験をしつつiPhone 4/4Sから乗り換えたのではないでしょうか?

「自分のiPhoneは売れますか?」という質問ですが、答えはもちろん「YES」です。ソフトバンクが実施している「スマホ下取り割」というサービスを使う手もありますが、ソフマップなどの中古品を買い取りするショップに持ち込んで現金化することもできます。

ただし、手放す前にやっておくべきことが3つ。使用中のiPhoneをいきなりお店に持ち込んでも、自宅に持ち帰ることになりますよ。

* 写真/ビデオをパソコンに取り込む

住所録やカレンダー、メールボックスなどのデータはiCloudに保存されているはずですし、購入したアプリや音楽は再ダウンロードできるのでそれほど問題にはなりませんが、iPhoneで撮影した写真やビデオ(カメラロールに保存しているもの)はパソコンに取り込んでおく必要があります。念のためパソコン(iTunes)にiPhoneを接続し、iPhone上のすべてのデータをバックアップしておくことをお勧めします。

カメラロールに写真/ビデオが残っている場合は、必ずパソコンに取り込んでおきましょう

* ネットワーク利用制限をチェックする

iPhoneに固有の製造番号(IMEI)を調べ、その番号がネットワーク利用制限されていないか携帯電話会社のWebページで確認します。ソフトバンクで購入したiPhoneは、「ネットワーク利用制限携帯電話機について」で調べることができます。ここで「○」が表示されれば、分割払いの残額や通話料金の延滞がないこと、つまり売却しても問題ないことがわかります。

買取でショップへ持ち込む前に、ネットワーク利用制限されていないか携帯電話会社のサイトで確認します

* 「すべてのコンテンツと設定を消去」する

大切なデータや写真/ビデオのバックアップが完了したら、ついにiPhoneとお別れ……その前に、自分の個人情報が残らないようデータを消去しておきましょう。「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップし、画面の指示に従い操作すれば、すべてのデータが消去されます。

個人情報が漏れることを防ぐために、「すべてのコンテンツと設定を消去」しておきましょう