パイオニアは3月4日、自転車専用サイクルナビゲーション「ポタナビ SGX-CN710」を発表した。発売は3月下旬で、希望小売価格は39,900円。カラーはホワイトとブラックの2色が用意される。

「ポタナビ SGX-CN710」

装着イメージ

自転車向けに機能を特化したポータブルナビゲーションデバイス。2011年10月に発表された「SGX-CN700」に続く第二弾モデルとなる。通信モジュールが内蔵されており、NTTドコモの通信回線を使用した通信を行えるようになっている。通信料は24カ月(使用開始月および翌月から23カ月間)は無料。

通信モジュールを使用し、本製品を使用している仲間の走行位置を確認できる「フレンズポイントモード」、センサーからの情報と走行した軌跡を記録し、Webサイト「Cycle Lab(サイクルラボ)」のマイページに自動送信する「カンタンロガー機能」などを、PCを経由することなく利用可能となっている。

そのほか、「マップナビモード」「ポップアップナビモード」「ダイエットモード」などを搭載する。マップナビモードは、目的地と出発地、自分の位置をラインで結ぶことで、寄り道をしても目的地を見失わないようにするもの。ポップアップナビモードは、周辺の店舗などのスポット情報を紹介し、寄り道を楽しめるようにする機能。ダイエットモードは、センサーから取得したケイデンス(回転数)やスピードなどの走行データに応じて、運動効率の高い理想的な走行状態を実現できるようにするモード。そのほか、自動車用のナビゲーションシステムと同じように、ルート検索なども行えるようになっている。

本体サイズはW59×D19×H95mmで、重量は約100g。ディスプレイは2.4型・240×320ドット表示で、内蔵する地図のスケールは50m・200m・1km・5km・20km、内蔵バッテリーの持続時間は約10時間となっている。本体はIPX5相当の防滴・防塵構造を採用する。