アイ・オー・データ機器は13日、同社製の無線LAN(Wi-Fi)ルータとQRコードで簡単に接続できるiOS用/Android用アプリ「QRコネクト」の機能強化を発表。ユーザーが設定したSSIDや暗号キーも、QRコード化して「QRコネクト」アプリで読み取れるようになった。

これまでは無線LAN(Wi-Fi)ルータ製品に同梱されるQRコードしか利用できなかったため、SSIDや暗号キーをユーザーが変更すると、QRコードによる簡単設定が不可能だった。

今回の機能強化で、新たにQRコードの生成サイトを開設。ユーザーが設定したSSID、暗号方式、暗号キーを入力すると、「QRコネクト」アプリ用のQRコードを生成・表示してくれる。画面に表示されたQRコードを「QRコネクト」アプリから読み取ったり(iOS端末やAndroid端末のカメラ機能を使う)、印刷したりすることで、iOS端末/Android端末と無線LAN(Wi-Fi)ルータを簡単に接続できる。また、画面に表示されたQRコードは、画像として別アプリケーションに貼り付けることも可能。

QRコードの生成サイト

生成されたQRコードの例