Lenovoグループは中国・香港時間の1月30日、2012-13年度第3四半期(2012年10月-12月期)の決算を発表した。全地域で好調だったとし、四半期決算としては売上高、税引き前利益、純利益で過去最高の数字を達成したという。あわせて、パソコンの出荷台数、獲得シェアでも過去最高を記録している。

決算発表によると、売上高は前年比12%増の94億米ドル、営業利益は前年比26%増の2億4,300万米ドル、純利益は前年比34%増の2億500万米ドルで、一株あたり利益は1.99米セントとなった。

パソコン事業で、同社グローバルでのPC出荷台数が前年比7.9%伸びており、市場全体では前年比7.8%減とい状況の中で、市場シェアでは15.9%を獲得した。なお、同社は、これで15期連続してPC市場全体の成長率を上回ったことになる。製品セグメント別ではラップトップ(ノートブック)製品の出荷台数が前年比で9.5%伸びており、総収益の52%を占めるなど貢献した。また、中国でのスマートフォン事業も同四半期ではじめて黒字に転じたという。