エヌ・ティ・ティ エムイー(以下、NTT-ME)は、携帯電話紛失時の情報漏えい対策を実現するクラウド電話サービス「XePhion(ゼフィオン)コールスマートセキュリティ」の提供を2月1日より開始すると発表した。

クラウド電話サービス「XePhionコールスマートセキュリティ」イメージ

同サービスは、法人の顧客向けに提供するクラウド電話サービスで、電話帳や発着信履歴を携帯電話端末に残さずクラウド上に保存するため、携帯電話紛失時の情報漏えい事故を防止できる。

また、携帯電話ごとに050IP電話番号を付与し、1台の携帯電話で個人所有の携帯電話番号と発着信を使い分けができ、BYOD(私物デバイス活用)により、携帯電話を2台持つ必要がない。これにより、従来の業務用携帯電話を廃止し、個人所有の携帯電話を活用することで、携帯電話の基本料金のコスト削減につながる。また、専用の050IP電話番号を利用するため、個人所有の携帯電話を使っても、業務利用の通話料は会社請求にすること(公私分計)ができる。

さらに、遅延が少なくクリアな通話品質となっており、ASPサービスで提供されるため、新しい設備導入などは必要ない。発着信履歴は、WEB上で閲覧可能、CSV形式でダウンロードできる。

費用は、初期設定費1,050円、月額基本料は819円(どちらも1ユーザIDあたり、無料通話500円含む)。なお、別途電話番号ごとにユニバーサルサービス料3.15円が必要。最低利用ユーザID数は、30ユーザID。

通話料は、固定電話が7.875円/3分、050IP電話が8.4円/3分または無料、携帯電話が16.695円/分。