2012年は様々なAndroidアプリが登場した。2013年はどのようなアプリが登場し、注目を浴びるのだろうか? 本稿ではIT関連記事の編集・執筆やアプリケーション開発事業を行う「ライターズハイ」の日沼諭史氏が選んだ2012年ベストアプリトップ5を紹介する。「年が明けてからまだアプリをダンロードしていない」という方は是非チェックして頂きたい。

日沼諭史(ひぬまさとし) 株式会社ライターズハイ取締役。スマートフォン、PC、ガジェット、アプリ、AV機器など、IT関連の記事を中心に書いたり編集したり、あとはアプリの企画もやっていたりします。最近では「MORE SOCIAL」なんていうブログを始めました。日本全国のIT系ライターさんの活躍が見られる「Writers Base」も公開中

Ingress

Ingress

ヨーロッパの科学者チームが発掘した謎のエネルギーにより人類が危機に瀕している、という設定のオンラインゲームで、GoogleのNianticLabsが提供。現実世界を反映した仮想世界で、他のプレイヤーと協力しながら陣取りゲームを楽しめる。

* コメント

いわゆる位置ゲーを中二病的にサイバーかっこよく昇華させたソーシャル陣取りゲームですね。リリース直後はユーザー制限がかかっていたらしく、12月になってようやくプレイできるようになりました。"Portal"という陣取るためのランドマークが日本国内ではまだ少ないのですが、外出するたびに起動して"XM(行動するためのエネルギーみたいなもの)"を集めたりしてます。これをやり始めるとホント、バッテリーの持ちが厳しい。

Triple Town

Triple Town

同じアイテムを3つ以上つなげて進化させていきながら町を創ることができるパズルゲーム。草を3つ合わせて茂みに、茂み3つ集めて木――といった具合に町の要素を作製し、ボードを埋めていく。行く手をはばむ、巨大グマも登場する。

* コメント

街の育成とパズルを同時に楽しめるという、一粒で二度おいしい"マッチスリー"タイプのゲームです。一時期、サルみたいにハマりました。怒れる大量のクマさんを一気に消す(というか、建物に変化させる)のが超快感。仕事の絡みでちょっとだけのつもりで始めたはずが、いつの間にかお金を払って無制限で遊べるようにしていました。ヤバい。あまりにもヤバすぎるので今は封印中。

HootSuite (Twitter & Facebook)

HootSuite

複数のSNSアカウントを管理でき、それぞれの更新情報をまとめてチェックできるアプリケーション。TwitterやFacebook、Google+、mixi、Evernote、LinkedIn、Foursquare、Instagram、Tumblrなど数多くのサービスに対応する。

* コメント

Web版のサービススタート以来使い続けているSNSクライアントで、もちろんAndroid版も(iPhone版も)リリース直後にインストール。今はTwitter(2アカウント)とFacebookの閲覧・書き込みに利用しています。同様のクライアントアプリはたくさんありますし、これといって特別秀でた特徴もあまりない気がするんですが、オーソドックスな使い勝手で安心感があるんです。競合のSeesmicを買収したこともあって、今後の展開が気になるところでもあります。

服のサイズ変換

服のサイズ変換

海外の服のサイズを簡単に日本でおなじみのサイズに変換できるアプリケーション。スーツやTシャツ、靴のほか、ブラジャーのサイズなども変換することができる。渡航先でのショッピングや海外のECサイトを使う際に活用できる。

* コメント

オシャレにはまったくこだわりがない、というか、こだわったつもりなのに他の人からさんざんこき下ろされるファッションセンスの持ち主であるわたしですが、時々ebayとかで靴なんかを買ったりするんですね。そんなときにこのアプリを使うと、サクッと適正サイズがわかって本当に助かるわけです。家族のサイズを調べるときにも大活躍。最近はちょっぴり円安に振れてきたものの、それでもまだまだ個人輸入が安かったりするんで、重宝してます。

繚乱三国演義

繚乱三国演義

三国志をモチーフとしたとした本格的ソーシャルRPG。「関ヶ原演義」「疾風幕末演義」の続編となる演義シリーズの第3弾で、新説の三国志演義をモデルにしたストーリーを楽しむことができる。

* コメント

意外にゲーム系アプリの紹介が多くなってしまいました。が、流行りということで普通のソーシャルゲームもピックアップしておこうかなと。こういう"ガチ"なソーシャルゲームはあまりプレイしない方なんですけども、それはなぜかと言えば、他のソーシャルゲームだとなんだか意味不明な物語展開でやる気が失せてしまうから。でも、このゲームはストーリーがちゃんとしてるんですよね。三国志を学んでみたい人にも最適かも。とりあえず蒼たんハァハァ。