ソフトバンクモバイルが10月に発売した「MOTOROLA RAZR M 201M」(Motorola製)は、約4.3インチの有機ELディスプレイを搭載したコンパクトなAndroidスマートフォン。最近では、5インチクラスの端末も登場するなど、スマートフォンの大型化が進んでいるが、MOTOROLA RAZR Mは、女性でも片手で持てるコンパクトサイズで、なおかつ約4.3インチの大画面を搭載しているのが特徴。他の端末とは一線を画したスマートフォンとなっている。
コンパクトなボディに約4.3インチのディスプレイを搭載するための挟額縁設計のほか、おサイフケータイや高速通信の「SoftBank 4G」への対応など、注目点の多いMOTOROLA RAZRMだが、本稿では独自機能である「スマートアクション」に焦点を当て、概要や使い方を紹介したい。
自動的に節電などを図れる「スマートアクション」
MOTOROLA RAZR Mは、約4.3インチの大画面を搭載しながら、コンパクトで軽量、薄型という完成度の高いハードウェアが魅力だ。さらに、ソフトウェア面でも、全体的に軽快に動作することに加えて、さまざまな独自機能も搭載している。そのひとつが、自動で節電を図ったり、マナーモードへの切り替えなどを行える「スマートアクション」だ。
スマートアクションは、MOTOROLA RAZR Mにプリインストールされているアプリで、アプリ一覧にある「SmartAction」アイコンを選択して起動可能。いわゆる「自動化アプリ」と呼ばれるもので、あらかじめ条件を登録しておくことで、その条件を満たしたときに設定などを自動で変更することができる。
一見、難しそうに感じるかもしれないが、仕組みとしては、条件となる「トリガー」を選択肢から選び、続けて、自動で行いたい動作である「アクション」を選択肢から選ぶだけと簡単だ。トリガーとしては、場所や時刻、端末の動き、バッテリー残量などを設定でき、アクションとしては、Wi-FiやGPS、バックグランド同期のオン・オフ、画面の明るさの調整、マナーモードへの切り替えなどを設定することが可能となっている。