本機に搭載されているCPUは2.7GHzのクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)で、グラフィックスはNVIDIA GeForce GT 640Mだ。クアッドコアといってもCore i7プロセッサと異なり、Hyper-Threadingはサポートしないため同時処理は4スレッドまでとなるが、一般的な用途には十分すぎるほどのパフォーマンスだ。

参考までに、ベンチマークソフト「Geekbench(64bit版)」を使ってプロセッサやメモリの性能を計測してみた。その結果は下表の通り。

Geekbenchによるベンチマーク
機種 21.5インチiMac MacBook Pro
13インチRetina
MacBook Pro
15インチRetina
CPU Intel Core i5(2.7Ghz) Intel Core i5 (2.5Ghz) Intel Core i7 (2.6Ghz)
メモリ 8.0GB
1600MHz DDR3
8.0GB
16000MHz DDR3L
8.0GB
16000MHz DDR3L
Integer 7684 5703 11172
Floating Point 12360 9854 19392
Memory 6713 6162 6162
Stream 8082 7249 8198
Geekbench Score 9166 7402 12915

Core i7を搭載したMacBook Pro 15インチRetinaディスプレイモデルには及ばないものの、MacBook Pro 13インチRetinaモデルに比べると各スコアとも2割以上うわまわっている。価格108,800円のエントリーモデルということを考えると、コストパフォーマンスもかなり優れていると言えるだろう。

CPUはIntel Core i5 (2.7Ghz)、ストレージは1TBのHDD、メモリは8GB搭載されている

アクティビティモニタでCPUの履歴を表示させたところ。4スレッドで動作しているのが分かる

Geekbenchによるベンチマーク結果。Geekbench Scoreは、9166という数値になった