キヤノンは6日、ホームオフィスや中/小規模オフィス向けのA4レーザープリンタとして、カラーモデル「Satera LBP7110C/7100C」とモノクロモデル「Satera LBP6710i」を発表した。12月13日より順次発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は44,980円より。

Satera LBP7110C/7100C

「Satera LBP7110C」

「Satera LBP7100C」

「Satera LBP7110C/7100C」は、新開発エンジンの採用で印刷速度をアップしつつ、省電力性能にも優れたA4対応カラーレーザープリンタ。カラーの印刷速度は、従来モデルで8枚/分だったものが14枚/分に、モノクロでは12枚/分から14枚/分に高速化。スリープ時の消費電力も約0.9Wと約78%の省電力化を達成している。

フロントからカートリッジを交換可能

パネル部分はシンプルにまとまっている

「Satera LBP7110C」が無線LAN対応モデルということ以外、両モデルの仕様や機能はほぼ共通。プリント方式は半導体レーザー+乾式電子写真方式で、ファーストプリントタイムはカラー/モノクロともに18秒、プリント解像度は600×600dpi(1,200×1,200dpi相当、9,600dpi相当×600dpi)、ウォームアップタイムは20秒以下、リカバリータイムは約4秒、給紙容量は150枚。両面印刷機能は持たない。

インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN(Satera LBP7110Cのみ)。本体サイズはW406×D454×H255mm、重量は約16.6kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server2003 / 2008 / 2008R2 / 2012、Mac OS X 10.6~10.8、Linux、Citrix。店頭予想価格は、無線LAN対応の「Satera LBP7110C」が49,980円、「Satera LBP7100C」が44,980円。

Satera LBP6710i

「Satera LBP6710i」

「Satera LBP6710i」は、A4モノクロレーザープリンタ。1月下旬より発売し、価格は79,800円。40枚/分の高速印刷を備える。スリープモードの改善により、スリープ時の消費電力を従来機「LBP6700」の約1.3Wから0.9Wに削減。アプリケーションプラットホーム「MEAP ADVANCE(LBP版)」を標準搭載し、ICカードを利用した個人認証システムを構築可能。

主な仕様は、プリント方式が半導体レーザー+乾式電子写真方式、ファーストプリントタイムが7.5秒、プリント解像度が600×600dpi(1,200×1,200dpi相当、2,400dpi相当×600dpi)、ウォームアップタイムが約28秒以下、リカバリータイムが0~10秒。給紙容量は給紙トレイに500枚、給紙カセットに100枚で、両面印刷に対応する。オプションカセットを増設すれば、最大3段の給紙カセット、最大1,600枚の給紙が可能。

インタフェースはUSB 2.0、USB 2.0ホスト×2、Gigabit Ethernet対応有線LAN、拡張スロット(SDメモリーカード用)。本体サイズはW454×D424×H345mm、重量は約16.6kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / RT、Windows Server2003 / 2008 / 2008R2 / 2012、Mac OS X 10.4.9~10.8、Linux、Citrix。