NTTドコモより販売されている「GALAXY Note SC-05D」(サムスン電子製)は、約5.3インチという大画面の有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン。スマートフォンとタブレットの中間的な大きさである約5.3インチというサイズ感に加え、付属の「Sペン」を用いることで、紙のノートに文字を書くように、すばやくメモなどを残せるのが特徴だ。
11月16日には「GALAXY Note」の後継機種となる「GALAXY Note II SC-02E」が発売される。「GALAXY Note II」では、画面サイズが約5.5インチへとアップしているほか、Sペンの操作性なども向上している。
本稿では、あらためて「GALAXY Note SC-05D」におけるSペンや手書き機能の使い勝手を確認しながら、Sペンの魅力を紹介していこう。
「Sメモ」ですばやくメモ&お絵描き
GALAXY Note SC-05Dでは、付属のSペンを使うのに最適なアプリを複数搭載している。そのうちの一つが、手書きメモや描画などができる「Sメモ」だ。画面をなぞって手書きでメモを残すことができ、線の色や太さは自由に変更できる。手書きに加え、キーボードアプリで文字入力することも可能だ。
ペンツールの種類も、ボールペンのほか、筆や鉛筆、マーカーといった4種類が用意されているので、本格的に描画することも可能。また、端末内の写真を読み込んで、写真に落書きしたり、星やハートなどの「クリップアート」を貼り付けたりしてデコレーションすることもできる。
作成したメモや絵などは、画像として保存できるほか、メールに添付して送信したり、SNSへ投稿することが可能。持ち物などを忘れないようにとっさにメモしたいときや、写真に落書きして友達に送りたいときなど、さまざまなシーンで便利に楽しく使えるだろう。
画面をキャプチャして、メモを手書き
GALAXY NoteのSペンには、中腹にボタンが備えられており、ボタンを押しながらSペンで画面にタッチすることで、さまざまな操作が可能となっている。たとえば、ボタンを押したまま、Sペンで画面を右から左にスライドすれば、「戻る」キーを押したときの操作が行えるほか、ボタンを押したまま下から上にスライドすると、「メニュー」キーを押したときのメニューを表示できるようになっている。