ロジテックは15日、IEEE802.11ac技術を採用し、最大600Mbps(理論値)速度でのデータ転送に対応した無線LANルータ「LAN-WH600ACGR」を発表した。11月下旬より発売し、標準価格は20,500円(税別)。

LAN-WH600ACGR

IEEEが策定を進めている次世代無線LAN規格「IEEE802.11ac」技術を採用した、無線LANルータ。最大転送速度は600Mbps(理論値)で、対応無線規格はIEEE802.11a/b/g/nで、5GHz帯と2.4GHz帯の同時接続も可能。なお、2.4GHz帯利用時の最大転送速度は450Mbps(理論値)。

5GHz帯を使用することでテレビ向けの映像や高品質の音楽をよりスムーズに再生できる。アンテナ数は受信3×送信3で、従来製品に比べスループットが約1.7倍に向上したという。

スマートフォン端末からの接続は、QRコードを読み込んでインターネット初期設定や本機との接続設定を行える、同社提供のアプリ「QRかんたん接続」に対応。メッセージに従って進めるだけで簡単に設定できるとする。

本体背面にはギガビット対応の有線LANポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)×4と、WANポート×1を搭載。無線LAN環境下での同時接続台数は、スマートフォン/タブレット端末で4台以下、デジタル家電で2台以下、PCで3台以下(PCのみの場合は10台以下)、ゲーム機は2台以下。

本体サイズは約W190×D210×H45mm、重量は約580g。無線LANセキュリティは、WPA2-PSK(AES)/WPA-PSK(TKIP)/WEP(64/128bit)。