JVCケンウッドは11月5日、コンパクトHi-Fiシステム「C-535」および「C-333」を発表した。発売は11月中旬で、価格はオープン。推定市場価格はC-535が35,000円前後、C-333が30,000円前後となっている。
iPhone/iPodなどのスマートフォン、ポータブルオーディオプレーヤーの普及を踏まえ、それらの機器とのデジタル接続を重視して設計されたコンポ。フロントパネルにUSBポートを備えるほか、音楽信号をデジタルのままで増幅させるフルデジタルアンプを搭載する。
2モデル共通の特徴としては、USBポートではスマートフォンなどのほかUSBメモリを接続しての音楽ファイル再生も可能。対応ファイル形式はMP3とWMAで、DRM(著作権保護)のかかったファイルは再生できない。また、CDプレーヤーを搭載しており、音楽CDのほかCD-R/RWに記録したデータも再生できる。こちらはCD-DA、MP3、WMAの再生に対応し、DRM音源の再生には非対応。
さらに、上位モデルのC-535はBluetooth接続に対応し、スマートフォンなどからワイヤレスで音楽を再生できる。
その他の主な仕様は次の通り。スピーカーユニットはC-535が40mmドーム型ツイーターと90mmコーン型ウーファーで、C-333が90mmコーン型フルレンジ、アンプ部の実用最大出力は共通で20W×2、USBポートとBluetooth以外の接続インタフェースは共通で、アナログ音声入力とヘッドホン出力、サブウーファー出力を搭載。
サイズは共通で、本体がW170×D139×H198mm、スピーカー部がW133×D123×H196mm(1本)、重量は本体が1.4kg、スピーカー部が0.8kg(同)となっている。