Googleは10月23日、「Googleウェブマスター向け公式ブログ」において、特に日本語での検索を対象に、Webサイトの検索順位を改善するアルゴリズム変更を実施したことを発表した。

同社によると、独自のコンテンツを持つWebサイトのコンテンツが、他のコピーコンテンツで構成されたWebサイトに埋もれて見つけにくいという意見が、日本のユーザーから多く寄せられているという。今回のアルゴリズムの変更はこの問題に対処するためのもので、独自コンテンツを含むWebサイトがより高評価されるようになっている。今回の変更は、日本語検索結果の約5%に影響する見込みだという。

今回の変更は、日本語検索結果の約5%に影響する見込み

なお、独自コンテンツや付加価値のないアフィリエイトサイト、あるいは無断複製されたコンテンツは、今回のアルゴリズム変更と関係なくウェブマスター向けガイドライン違反となる。同社は、このようなWebサイトやコンテンツは検索順位が下がることがあるとして、あらためて注意を呼びかけている。