NECは19日、同社ノートPC「LaVie」ブランドの秋冬新製品として、OSにWindows RT、CPUにTegra 3を搭載したコンバーチブル型タブレット「LaVie Y LY750/JW」を発表した。国内メーカー唯一のWindows RT OSとなる。価格はオープンで、店頭予想価格は90,000円前後。発売は11月22日。
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LaVie Y LY750/JW。液晶を前面・背面に360度倒すことができる |
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液晶を完全に倒してしまうとタブレット形状にもなる |
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Windows 8のARM版となるWidnwos RTを搭載した、コンバーチブルの11.6型タブレット。CPUとしてNVIDIAのクアッドコアプロセッサ Tegra 3を搭載する。これにより、仕様上フルHD動画再生時で約8時間のバッテリ駆動時間を実現した。
タッチ対応の11.6型ノートPCとしても利用できるほか、IPS方式の液晶を360度後方に倒し、タブレット形状でも利用できることも特徴。180度以上開くと、自動的にキーボード入力はオフとなる。
Windows RT版はARMアーキテクチャ向けのWindows 8 OS。OSを提供するマイクロソフトも、Windows RT版搭載のタブレット「Surface with Windows RT」の予約を米国で16日に開始している。
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カバー部 |
主な仕様は、OSがWindows RT版、CPUがNVIDIA Tegra 3(1.3GHz)、メモリがPC3-12800 2GB(オンボード)、ストレージが約64GB SSD、光学ドライブは搭載しない。ディスプレイは11.6型ワイドLED液晶(1,366×768ドット)。搭載するOfficeは、Windows Office 2013 RT Preview。
インタフェースは、USB 2.0×2、HDMI出力端子×1、SDメモリーカードスロット×1、マイク入力、ヘッドホン出力。ネットワークは、IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetooth 4.0を搭載し、有線LANインタフェースは非搭載。
なお、同社が2012年秋冬モデルで提供する「動画ナビ」や「コンテンツナビ」などのオリジナルアプリ、付箋やワードパッドなどWindows 8標準アプリは搭載していない。
本体サイズはW298×D204×H15.6mm、重量は約1.24kg。バッテリ駆動時間は、本体内のフルHD動画再生や時で約8時間、スリープ時で約320時間。充電時間は約1.7時間。
キーボードはアイソレーションタイプのJIS標準配列87キーで、キーピッチは18.5mm、ストロークは約1.6mm。カラーはシルバーのみ。
