大きく変化したのは「詳細ウィンドウ」。Windows 7ではエクスプローラーの下ペインに位置していましたが、Windows 8のエクスプローラーでは右ペインに現れます。そのため、前述のプレビューウィンドウとは排他的に選択しなければなりません。表示される内容は画像ファイルであれば撮影日時やタグ情報、評価などが表示されるため、必要に応じて呼び出しましょう。こちらも[Alt]+[Shift]+[P]キーというショートカットキーが割り当てられています(図09)。

図09 図07で<詳細ウィンドウ>ボタンをクリックしますと、ファイルの詳細情報を表示する同ウィンドウが現れます

最後にファイル/フォルダーのレイアウト設定についても触れておきましょう。Windows 7のエクスプローラーはメニューバーが存在したため、[Alt]+[V]キーを押し、対応するキーで表示レイアウトを変更していました。しかし、Windows 8のエクスプローラーはメニューバーが存在しないため、<表示>タブの「レイアウト」セクションから同レイアウトを選択します。

一見すると不便ですが、[Alt]+[Shift]+[1]~[8]キーが割り当てられていますので、ショートカットキーで瞬時に切り替えられるため、慣れてしまえば不便に感じることはないでしょう。なお、「一覧」「詳細」「並べて表示」を選択した場合、サムネイル表示は行われず、関連付けしたアプリケーションのアイコンが表示されます(図10~17)。

図10 <表示>タブの「レイアウト」セクションから表示レイアウトを切り替えられます。こちらは[Alt]+[Shift]+[1]キーを押すと選択できる「特大アイコン」

図11 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「大アイコン」

図12 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「中アイコン」

図13 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「小アイコン」

図14 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「一覧」

図15 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「詳細」

図16 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「並べて表示」

図17 [Alt]+[Shift]+[2]キーを押すと選択できる「コンテンツ」

阿久津良和(Cactus)