ワコムは、同社のサイン入力専用液晶ペンタブレット「STU-300」が、日立ハイテクフィールディングの「報告書電子システム」にて利用者の承認サイン手書き用入力装置として採用されたと発表した。これにより、「STU-300」約200台が日立ハイテクフィールディング「報告書電子システム」の入力装置として利用される。

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日立ハイテクフィールディングでは、同システムの導入により、社内の情報共有までの時間と報告書作成時間がそれぞれ1/3に短縮、また、紙による報告書運用は8%のみ残存という状態まで導入されたため、アシスタントによる紙の報告書入力作業は従来の8%に削減されたという。

そのほか、紙の削減に伴い、報告書配送業務の負担軽減やコスト削減、データの保護・管理や月末集中の緩和などの効果が上げられるとしている。