ソニーは8月30日、液晶テレビ「BRAVIA(ブラビア)」の4K(3,840×2,160ドット)対応84V型モデルを、2012年内に世界全地域で順次発売することを発表した。価格や詳しい発売時期は未定となっている。

84V型・4K表示対応「ブラビア」

フルHD(1,920×1,080ドット)の4倍の表示画素数を誇る4K(3,840×2,160ドット)で、圧倒的な映像美を楽しめるテレビ。現状、一般的な映像ソースでは4K解像度のものはほとんどないが、本製品では超解像高画質回路「4K X-Reality PRO」を搭載。ソニーが従来から培ってきたデータベース参照型の超解像高画質回路「X-Reality PRO」を基に、本製品向けに強化された超解像処理で、低解像度の映像ソースでも4Kにアップスケールして表示する。

また、3D表示にも対応。4K X-Reality PROがブルーレイ3DのフルHD・3D映像を4Kにアップスケールした上で、画面上の偏光シートで3,840×1,080ドットの映像として表示される。

サウンド面は、大画面に合わせてサイドスピーカー「10 Unit Live Speaker」を採用。ソニー独自の高音質信号処理との併用により、高音から重低音まで迫力あるサウンドを実現する。

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