ブラザー工業およびブラザー販売は21日、従来インクジェットプリンタ/複合機で展開してきた「MyMio(マイミーオ)」および「JUSTIO(ジャスティオ)」のブランド名を、「PRIVIO(プリビオ)」に一新。合わせて、17機種のラインナップを発表した。9月下旬から順次発売する。

「PRIVIO(プリビオ)」のロゴイメージ

新しいブランド名「PRIVIO」は、「Print(プリント)」と「Innovation(イノベーション)」を組み合わせたもの。同社では「今までにない発想や新しい技術を積極的に取り入れ、プリンターメーカーとして革新的な価値を創造していく」とし、FAXおよびコードレス電話機の搭載で、"画質重視"より"多機能"の印象が強い「MyMio」のイメージを一新する考えだ。「プリンターの第3の選択肢」として、市場の中でさらに存在感を高めたいという想いを込める。

新ブランド「PRIVIO」は、家庭向けの「PRIVIO BASIC(プリビオ ベーシック)」、高機能の「PRIVIO NEO(プリビオ ネオ)」、ビジネス向けの「PRIVIO WORKS(プリビオ ワークス)」の3シリーズで構成。「MyMio」や「JUSTIO」からスペックアップした11機種を引き継いだほか、2012年秋の新モデルとして「PRIVIO NEO」シリーズで2機種、「PRIVIO BASIC」で6機種をラインナップする。

年間目標販売台数は17機種で65万台。